日本語学習者による言語運用とその評価をめぐる調査研究

この報告書は,2006年から2009年にかけて,独立行政法人 国立国語研究所
日本語教育基盤情報センター 評価基準グループが,「日本語能力の評価基準・
項目の開発」というタイトルで実施してきた調査研究の成果をまとめたものです。

収録論文

<基本理念編>
学習者の日本語運用に対する,日常生活の中での評価
-個人の「評価観」の問い直しのために必要なこと-
(宇佐美洋)

生活場面における日本語を評価・測定の側面から考える
(宇佐美洋)

<データ・ツール編>
「作文対訳データベース」の整備と改良をめぐって
(高野知子)

「生活場面で必要となる日本語書きことばデータ」の収集と分析
(宇佐美洋・森篤嗣・吉田さち)

「非母語話者の書きことば」に対する日本人の評価観をめぐる量的調査
(宇佐美洋・森篤嗣・吉田さち)

添削支援ツールXECSの開発-添削結果に現れない思考過程を記録する試み-
(宇佐美洋)

コミュニケーションにおける誤解の追究
-コミュニケーション力の評価の観点を踏まえて-
(柳澤好昭)

<分析編>
書き手の語彙選択が読み手の理解に与える影響
-文脈の中での意味推測を妨げる要因とは-
(宇佐美洋・森篤嗣・広瀬和佳子・吉田さち)

「生活場面で必要となる日本語書きことば」に対する母語話者の評価
-どういう場合に,なぜ評価はばらつくのか-
(宇佐美洋・森篤嗣・吉田さち)

「外国人が書いた日本語手紙文」に対する日本人の評価態度の多様性
-質的手法によるケーススタディ-
(宇佐美洋・森篤嗣・吉田さち)

「外国人の書きことば」に対する評価の観点からみた日本人グルーピングの試み
(宇佐美洋)

「母語話者が書いた日本語メール文」に対する非母語話者の評価
-中国系非母語話者3名の質的手法によるケーススタディ-
(森篤嗣)

日本語学習者の作文に対する読み手の解釈と添削に伴う問題点
-日本語教師の添削過程の分析を中心に-
(広瀬和佳子)

韓国人日本語学習者のメール文における「断り」
-日本語母語話者との比較を通じて-
(吉田さち)


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